しらす探偵団

来る3/15(土)、葛西臨海水族園「しらす探偵団」という小学生を対象にしたイベントが開催されます。

 

製品として売られている「しらす干し」には、しらす(イワシ類の稚魚)以外にも、エビ・カニの幼生やイカの子どもなど、いろいろな生き物が混ざっています。なかには親と全然似ていない見慣れない姿の生き物も。しらす干しの中に潜む小さな生き物たちを、探してみませんか? ( 東京ズーネットより)

 

たしかにしらす干しを食べているときに小さなカニなどの生き物を発見した経験は過去に何度かありました。そんな時は何か宝物を見つけたような気分になったものです。

 

私は小学生相手にワークショップを行ったり、都内の大学生にデッサンを教えたりもしていますが、まずはモチーフとなる対象をよく「観る」ように教えます。「観る」ことは絵を描くことの基本です。私はデッサンとは、観る力を養うトレーニングであると言えるとさえ思っています。
人物デッサンで人体の美しさを表現しようとするにはまず、人体の美しさを自ら発見しなくてはなりません(当たり前ですが)。そのためには対象の観察が不可欠です。

しらすをよく見つめ、その中にいる違う生き物に出会い、発見の喜びを味わうことは、自然科学の分野にとどまらず、美術という分野にもつながる最初の入り口となるかもしれません。このワークショップにはそんな可能性を感じています。小学生のみなさん、または小学生のお子さんのいるお父さんお母さん、参加してみてはいかがでしょう?
3/15 ボランティアによるイベント「しらす探偵団」開催 | 東京ズーネット